54【待ち焦がれた新譜】
この音源は…ものすごい出会いでした。
Eins:Vier「five sights」
アインスフィア、再結成後初の書き下ろし新曲ミニアルバム
遂に、遂にリリース!!
長年、待ちに待った新音源です。
これが、アインスフィアとして21年ぶりの新曲音源となるわけですが
90年代のアインスフィアとは全く違った……
なんていうんだろう
「深化」という言葉がいちばんピタッとハマるのかな。
よりシンプルで、よりオルタナ色が濃く洗練されたソリッドなサウンド。
それでいて、まったく隙がない。
勝手な主観ですが、ひとことで言うと
もんのすげぇ“洋楽っぽい”
何より、ギターとベースのサウンドが良い!
めっちゃめちゃ良い……のです…。
特にもう…ね。
ギターがね。
まじヤベェっす。
語彙力とかどうでもいいんですけど
ホントにヤベェんです。
楽器としっかり会話して、音を鳴らしてる。
これが現在進行形の「ギターリストYoshitsugu」のリアル、だというなら
僕は最大限のリスペクトを表したい。
本当に、最高に心地よいギターサウンドを奏でるスーパープレーヤーだと思います。
Lunaさんのベースも凄まじい存在感。
音作りの巧さが際立ってるというか、どの楽曲でもYoshitsuguさんのギターとがっちり噛み合って唯一無二のケミストリーを生み出している。
「I mean what I say」なんかもう
イントロから曲が終わるまで約5分間
ずーーーーっと鳥肌立ちっぱなしでした…。
つい思わず、
「うおぉかっっけぇぇぇぇ………」て声が漏れたよね。
頭の先からスネに至るまで、ありとあらゆる毛穴がバーーっと開きっぱなしになる感じ?
こんなの何年ぶりだろう?ってぐらい久し振りの感覚でした。
それこそ、バンドの音源を聴いてこんなに理屈抜きで熱くなったのなんて…いつ振り??
少なくとも、30代になってからは初、なのは間違いない。
あとひと月で終わるのに(笑)
Hirofumiさんのボーカルのインパクトが印象を引っ張っていた90年代のEins:Vierが
2020年。誰がイニシアチブをとるわけでもなく、ボーカルも“楽器”としてバッチバチに三つ巴で組み合って生まれるピュアなグルーヴ。
まさに、化学反応。
バンドマジック。
これですよ……
これなんです、バンドが尊いとするところは。
まさに、憧れが詰まった一枚。
3年前、目黒鹿鳴館で観た復活LIVEの光景はいまも熱く瞼に焼きついてますが
改めてまた、この新曲たちを引っ提げて行われる新たなLIVEが観たいと心から思っております。
絶対観たい。行きたい。
最高だぜEins:Vier!!!
ユウイチ∞N.p.sN.g.s